昨日のことで書き忘れたことがあります。中学時代の友人が東京からやってきたので、約3時間、尾神岳で楽しいひと時を過ごしたことです。この友人とは、毎年、お盆に一緒の時間をつくるのですが、必ず尾神岳に登っておしゃべりをして楽しんでいます。今回は見晴らし荘でソバを食べ、報尽碑、パラグライダーのスタート地点、大出口泉水周辺を散策しました。
今回、彼はお連れ合いと一緒。それに地元の同級生も。修繕工事が終わったばかりの報尽碑を初めて訪れた同級生夫婦は、明治16年3月12日の雪崩事故に深い関心を示し、碑に手を合わせました。帰りに、雪崩の現場ではツリフネソウとジャコウソウが美しい花を咲かせていたので、お連れ合いにツリフネソウを一輪プレゼントしたところ、それから野の花が次々と目に入ったようです。ツリガネニンジンも少し咲いていました。ミズヒキ、キンミズヒキ、ゲンノショウコもたくさんあったので、東京へ持って行って植えたいと、こいでいました。最後にキツリフネを見つけた時は、みんな大喜びでした。尾神岳へ行くと、どうしても野の花三昧となってしまいます。
パラグライダーの基地では感動的な場面に出会いました。ひとりの青年がパラグライダースクールの山本校長と一緒に初飛行する様子(画像)を見ることができたのです。吹上げてくる風が強くなってくるのを待って、迷わず「走れ!」という号令の中、スッと飛び立って行きました。私のすぐそばにいた若い女性と小さな子どもがその様子をうれしそうに見ていたので、「いまのは、お父さん?」と尋ねたら、「そうなんです」。「初めての飛行なんでしょ?」と続けたら、「はい!」。若い夫婦と子どもは高田からやってきたのだそうです。
きょうはうれしいことが1つありました。地元の上越タイムス紙に高田ロータリーアクトクラブのみなさんが「郷土本を図書館に寄贈」という記事が載っていて、その写真の中に私の『春よ来い』(同時代社)の姿も見えたのです。ありがたいですね。さて市議会は、建設企業常任委員会2日目でした。この委員会は、「本城委員会」という言葉があるほど本城文夫議員の発言が多いのが特徴の1つです。これまでの委員会で市側がどういう答弁をしてきたかをふまえて、住宅問題などで次々質問を繰り出す。私の場合、ややもすると、過去に何を質問してきたかを忘れて質問をしてしまうケースがあるだけに、勉強になります。きょうは、若手の渡邉、松野議員も地元問題を中心に発言をしていました。