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歌を忘れていた

 7月16日の地震以来、これまでの生活と何か変わっているなとは思っていました。ただ、それが何だかよく考えたこともなかったのですが、きょう、その1つに気が付きました。車を走らせていても、CDで歌を聴かなくなっていたのです。そのことを気付いたきっかけは、今晩放映された、NHKの『ありがとう阿久悠さん』です。たまたま、居間で横になり、うとうとしていた時になつかしいメロディが耳に入ってきました。大好きだった「また逢う日まで」、いまは病気と闘っている友人が得意とした「熱き心に」などです。そのうち、完全に目がさめ、テレビの画面で歌詞を見つめました。ひとつひとつの歌の歌詞が人の様々な心をじつによく表現しているので、すごい人だったなと改めて思いました。どうやら、明日からまたCDを聴けそうです。
 きょうは市政レポートを作成した後、「しんぶん赤旗」日曜版の配達に出ました。久しぶりに山間部に行ったので、どこでも先日の地震の話が出ます。気になっていたのは、一人暮らしの人たちはどんな時に地震に遭ったのかでした。Mさんは久々にやってきた洋服屋さんを茶の間に迎え入れ、お茶を飲もうとしていた時でした。グラグラッと来て、外に出ようとしたけど出られなかったといいます。Kさん。隣の集落の親戚へ行っていて、この人もまた、お茶飲みをしていた時でした。Kさんは、繰り返し、「ひとりでなくて良かった」と言っていました。お客さんがおられたので話しかけられなかったのですが、何となくいつもと表情が違うなと思ったのはHさんです。ひょっとすると、ひとりで恐怖の体験をしたのかもしれません。次回はよく話を聞いてあげたいと思います。
 市政レポート1306号をアップしました。ご笑覧ください。


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2007年08月03日 00:00に投稿されたページです。

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