お盆前に農道などの草刈りをする町内会が多いと思いますが、きょうは地元町内会の草刈りでした。暑くならないうちにということで、スタートは午前7時。しかし、お天道様が照りだすとぐんぐん気温が上昇しました。草刈りを始めて30分くらいで、もう汗だくでした。農道、水路、溜池周辺、車が入らない市道などを約30人で刈り、2時間半ほどで終了しました。
この時期の草刈り仕事はきついけれど、楽しみがなかったわけではありません。野の花の観察ができるし、休憩時間にはおしゃべりもできます。
池の周りにはリンドウがたくさんあることが分かり、なるべく刈らないようにしました。それとサルナシも発見しました。ヤマボウシは早いものは赤い実をつけ始めています。私の、きょうの最大の収穫はラン科のミヤマウズラ(写真)に初めて出会ったことです。見つけてからは、他の人に刈られないようにガードし、草刈りが終わってから、デジカメで撮影してきました。
午後からは生活相談と地震被害に遭った家庭を何軒か回ってきました。地震発生から3週間経っていますが、住宅に被害のあった家でも片付けが終わり、大工さんや板金屋さんなどが入っています。中には自分で直した人もいます。吉川区内では瓦屋根被害が多く、この地震を契機にステンレス鋼板葺きに切替える人が次々と出ています。大賀という集落のすぐそばの田んぼ数枚で、液状化現象により稲が横倒しになったということですが、きょう訪ねたら、稲は9割方、元に戻っていました。