一難去ってまた一難。夕方、自民党県議団の災害視察が終わってから、ショッキングな情報が入ってきました。河沢集落の裏山(海抜100メートルくらい)の尾根部分に亀裂が走っているというのです。亀裂の口は20センチほどで長さが40メートルにもなっている。下の民家が危ない。その民家は私の叔母の家を含む3軒です。ただちに現地に飛び、消防団の人たちや地元町内会のみなさんとともに対策に乗り出しました。
とりあえず、亀裂にはブルーシートを張り、雨が入らないようにしてもらいました。地すべりした時に危険となる3軒の民家の住民と話し合った結果、近くの親戚の家や公民館などに自主避難してもらうことにしました。
明日は朝早くから林業事務所の職員がやってきて、調査をしてくださることになっています。大きな雨が降らなければいいのですが、心配です。
さて、きょう段階の吉川区の被害状況です。午前8寺30分現在のデータです。
●避難所開設 1ヶ所
●けが人 18人(このうち1人はやけどで入院。他は軽傷)
●住宅の損壊 17件(うち危険4棟、昨日までの情報には土蔵等も入っていた)
●住宅の屋根瓦落下、壁落下、ひびわれ等 298件
●非住宅の屋根瓦落下、壁落下、ひびわれ等 432件
●灯油流失 25件
●道路陥没、段差、クラックなど 122ヶ所
●断水 なし 6時30分、全面復旧
●停電 なし 16日17時、すべて復旧
●交通止め 林道大下名木山線(崩土)