お昼前の11時頃でした。隣家の長男、Hさんからの携帯電話が鳴りました。「橋爪さん、忙しいですか」と訊かれたので、「うん、忙しい」って言うと、「じつはオヤジ、さっき、息を引き取ったし、また世話になりたいんだわ」と言います。ひと月ほど前、松之山の老健施設に入れたと聞いていたので、だいぶ弱ったのかなとは思っていましたが、まさかこんなに早く亡くなるとは。びっくりでした。この間の冬は、トラクターに乗って除雪作業をしていたというのに、人間の一生って、分からないものです。
そんなわけで、頭の中はてんやわんやです。柿崎区のお寺の住職を迎えに行く、死亡届を出す、町内会向けの葬儀日程を印刷するなどの仕事をしました。その合間に、行方不明者のことも気になりますし、何よりも昨晩の大雨の被害が出ないか気がかりでした。吉川は今年一番の水位となりました。もう1メートルくらい上昇すると、堤防越えでした。地震に、行方不明、葬儀、そして水害となれば、パニックです。
市政レポートは選挙日程との関係があり、一日早く書くことにしていたのですがダメでした。原稿は3分の1くらい書いていたのですが、残りは夜の仕事になりました。急いでいたので、そそっかしい文章になっているかと思いますが、「春よ来い」の第82回も書いてみました。明日にはHPに掲載できるでしょう。