原発問題住民運動全国センターの機関紙の名前は「げんぱつ」。月1回の発行を続けていますが、中越沖地震後初めての号が送られてきました。原発の耐震安全性を問う記事がいくつも載っています。この機関紙のコラム・「警鐘」を読んでビクッとしたのは、「柏崎刈羽原発には、今回以上に被害を与えうる活断層がある。敷地地盤を切る『真殿坂断層』である」との指摘です。安全審査の段階では、この「断層の長さ24㌔を14㌔と過小評価し、5万年以内に活動した活断層であることも否定した」ともありました。以前、地学団体研究会の先生から、原発の近くに活断層があるという話を聞いた記憶が残っていますが、それがこの断層だったのでしょうか。こうなってくると、柏崎刈羽原発は安全性を確保した上で「封印」してほしい。
さて、柏崎の話が続きますが、わが家が食べている卵は柏崎市の自然健康食品・丸長というところから宅配してもらっています。にわとりを平飼いしていて、卵は昔からのものと同じです。弾力性があって、黄身が盛り上がっている。この卵を食べると、スーパーで安売りしているものは食べる気がしません。この宅配は、本来ならば数日前に来るはずでした。これまで配達日を間違えたことは一度もありませんでしたから、中越沖地震でダメになったものとあきらめていました。ところが、きょう、留守に届いていたのです。いつもなら、普通のことなのに、なぜか、ジーンとくるものがありました。
「春よ来い」第82回「お風呂」は、地震後、柏崎市の妻の実家へ行った時のことを書いてみました。また市政レポート1305号もアップしました。ご笑覧ください。