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限界集落対策で大野先生などと懇談

 1軒1軒声をかけてパンフレットを配る。きょうは「日本共産党はこんな政党です」というパンフを100部ほど配布しました。久しぶりに訪ねた集落だったので、どこでも話が長くなって、4時間半くらいかかりました。話題となったことのトップはやはり年金問題です。「いまのままだと安倍政権は確実に終わる」「自民党の政治を長く続けるとこういうことになる。共産党さんはもっとがんばらなくちゃ」などの声をいくつも寄せてもらいました。私の議会質問ですが、ケーブルテレビで見たよという人はわずかひとりでしたが、市政レポート吉川版をよく読んでいてくださる方が何人もいました。
 夕方、長野大学の大野晃先生やマスコミ関係の方たちと限界集落対策について懇談しました。大野先生はきょうから20日まで上越市内で調査活動をされます。私の方からは、吉川区内の集落の状況について説明し、限界集落対策のあり方について私見を述べさせてもらいました。年配者が集落から離れて暮らすとストレスが溜まって寿命を縮める、準限界集落を存続集落に戻すために努力することが大切であるなど、先生とは考えの一致するところが多いなと感じました。マスコミ関係の人たちは、四季を通じた限界集落の生活を紹介する企画を考えているようです。
 マスコミ関係のひとりはまだ20代後半の若い女性でした。濱谷浩の写真集『裏日本』の話から新潟大学人文学部の故・古厩忠夫先生の話になり、よく聞いてみたら、この女性はなんと古厩先生が担当した最後の学生さんでした。亡くなる少し前、酸素ボンベを背負い、自分のゼミの学生たちに教えていた古厩先生の姿をはっきり憶えていたことも確認し、胸がジーンときました。彼女はあとで、「あんなに必死になって教えてくださった古厩先生の気持ちに応えられたかどうか」とメールをくれました。
 久しぶりに「春よ来い」を書きました。第79回は「心いっぱい」です。ご笑覧ください。また市政レポート1299号(裏面には「春よ来い」79回を縦書きで載せてあります)もアップしました。こちらもごらんください。


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概要

2007年06月17日 00:00に投稿されたページです。

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