私も3人の子どもを持った親です。同じ家で育てながら、みんな違った人間に育ち、つまづいたり、しゃんとしたりして生きています。その3人の中で一番末っ子は会社員で、めったに会うことがありません。きょう、妻と一緒に、どうしているんだろうね、と話していました。その末っ子に、きょう、ばったり会いました。会った場所は、何と市役所の階段でした。「よおっ、元気か」「元気だよ」「何しているんだ」「仕事だよ」「そうか、頑張れよ」「うん」。たった数秒間の会話でしたが、この末っ子に会ったおかげで、きょうは一日、いい気持ちで仕事ができました。
きょうは午前中に「しんぶん赤旗」の集金とパンフレット配布、午後から厚生常任委員会でした。午前11過ぎから雨が激しくなり、半袖シャツも濡れてしまいました。昨日と同じく、途中でお茶をご馳走になり、政治談議をしました。農協の合理化で支所が統合されて不便になった話からはじまり、参院選のことまでたっぷり話ができました。もともと保守系の人ですが、いまの政治には完全に不信感を持っていて、参院選は絶対自民党は負ける、おまんた頑張れと励ましてもらいました。この人は年配の方ですが、今度、インターネットで議会中継を見てみたいとのこと、「今度、見られるようにしてあげましょう」と約束してきました。
ところで、そのインターネットですが、早稲田大学マニフェスト研究所のKさんから、「ザ・選挙」というサイトにエッセイを掲載してもらえないかと要請されました。これまでの掲載分を見てみたら、私の知っている自治体の首長、議員などが何人も書いておられます。私の雑文では申し訳ないと思いながらも、Kさんの要請に応えることにしました。掲載していただいたのは、シリーズ『春よ来い』の中の「父の『旅行』」です。「ザ・選挙」の「忙中閑話」に掲載されていますので、ご覧ください。