4つの常任委員会審議はきょうの総務常任委員会が最後でした。他の委員会と違って、激しい議論になることは一度もなく、午後2時前にはすべての審議を終えました。これなら、当初予定していなかった吉川区の地域協議会の傍聴に行くことができる、そう思って、急いだのですが、会場に着いた時にはすでに終わっていました。議会の常任委員会に示された「みなもとの郷」や「ゆったりの郷」の決算報告もされていたようなので、報告や質問を聴いてみたかったのですが、残念でした。
夕方、柏崎の義父を見舞いました。数日前に奇跡的な退院をしたばかりです。私は、自宅療養中の義父を訪ねるのは初めてでした。ベットがある部屋に入ると、義父はさっと手を出し、握手を求めてきました。「ありがとう、世話になったな」。私は何回か見舞いに行っただけだったのですが、妻が3日に1回の割合で付き添いをしたことへのお礼の言葉なのでしょう。手に力が入っていました。入院する前日、私はこの部屋で義父とともにコタツに入って昼寝をしたのですが、その日のことはまったく憶えていないといいます。振り返ってみると、その時からおかしかったのだと思います。
義父母や妻と一緒に、見舞いとしてもらったというスイカをご馳走になってきました。まだ6月ですから、早すぎて美味しくないだろうと思ったら、意外にもとても美味しいスイカでした。一切れ食べたところで、義母が言いました。初ものを食べた時には西の方を向いてアッハッハと笑うもんだと。どういう意味かと聞いたら、柏崎地域の言い伝えらしい。スイカであろうがマクワであろうが、初ものを食べた時に西の方を向いてアッハッハと笑うと長生きするのだそうです。アッハッハといった調子まではいきませんでしたが、みんなで笑いました。これで義父も元気になるでしょう。
そうそう、柏崎へ行く途中、エゾアジサイやホタルブクロの花に出会いました。もう、ホタルが飛び交う季節になったんですね。