当たり前の話ですが、一般質問が一問一答方式でやられれば、登壇方式で2、3回質問をやる時以上に論戦になります。事前に想定した答弁に基づいて再質問のシナリオを考えていてもほとんど役に立たないこともある。きょうの私の一般質問が正にそうでした。通園バス制度の統一案についてのアンケート、市側は市案を通すことを最優先にしたものにすることにこだわりました。アンケートはとるけれども、それは通園バスを利用するかどうかをメインにします、制度統一案については意見欄を設けておくので、何か注文がある人はそこで書き込んでください。大事な方針について正面から問おうとしないこの市の姿勢に、がまんがなりませんでした。しかも市長が答えようとしない。情けない話です。
きょうの私の一般質問は、市道の維持管理、通園バス制度の統一、文化財保護と活用、福祉施設で働く人たちの労働実態の4つ。通園バス制度で想定していた質問時間は4分でしたが、はるかにオーバーしてしまいました。そのおかげで文化財や福祉労働の質問が少なくなってしまいました。残念だったのは最後の介護・福祉労働の改善に向けて掘り下げた再質問がまったくできなかったことです。これは別の機会にしっかりやりたいと思います。くやしい思いを引きずりながら、議場から出たのですが、うれしかったのは、保守系の会派議員を含め、他会派議員が何人も私の肩や腰をはたいて、「よかった」「勉強になった」とほめてくれたことです。
疲れたので、家に戻ってから、長峰温泉ゆったりの郷に妻とともに出かけました。久しぶりでした。この温泉に行くと必ず知っている人に出会います。きょうは大島区角間から柿崎区に転出したNさんと湯の中でばったり会いました。昨年の伯母の葬儀以来の再会です。Nさんは話好きで、情報もたくさん持っています。昨日、社会保険事務所に電話して自分の年金がどうなっているか確かめたとか、大島区に住む私の従兄が骨にひびが入るケガをしたらしいなど、たくさんおしゃべりしました。温泉につかったおかげで、家に帰っても体はぽかぽかでした。