不思議なことがあるもんです。きょうは、にいがた自治体研究所で限界集落対策に関するブックレット作成を話し合う会議でした。朝、新潟日報の社説を見ると、「お年寄りの嘆きを聞こう」というのが載っていました。上越市の限界集落調査について正面から取り上げて、「上越市のような調査を、ほかの自治体でも実施したらどうだろう」と評価しています。きょうの会議では、何人かがこの社説にふれながら意見を出していました。まさにベストタイミングでした。
きょうの会議では、ブックレットの内容、構成などを企画案をもとに検討しました。その際、同研究所の長崎明理事長が、「本を読んでもらえるかどうかは表紙と目次で決まる」ということをポツリと言われました。夕飯後、ひと眠りしてから、何とはなしにNHKの夜の番組「プロフェッショナル」を観ると、何と、きょうの登場人物は装丁家の鈴木成一さんでした。本の内容をシンプルに、かつズバリ表現するプロです。表紙づくりの真剣な過程が描かれていて、とても参考になりました。こうも関連することが同じ日に出てくると、偶然とはいえ、不思議な気持ちになりますね。
にいがた自治体研究所での会議が終わってから、時間があったので、県庁に立ち寄ってきました。長岡市区選出の竹島良子新県議の会議室では、竹島県議、渡辺真理子新事務局長と会い、新しい県議会の運営での発言制限の動きやホームページをめぐるよもやま話などをしてきました。お二人とも県議会での仕事は初めてで緊張しているということでしたが、部屋にはすでに竹島さんらしい、やわらかな雰囲気があって、とてもいいなと感じてきました。県議会に、さわやかな新風を送ってくれる予感がします。