600人もの人たちが集まって郷土料理を楽しむ。こんなイベントが上越市にあります。1年に2回ずつやって今回で7回目。次回は吉川区などの郷土料理を楽しんでいただく計画だといいます。ならば、どんな集いなのかよく見ておこうということで、区内の調理師さんたちや総合事務所の皆さんなどとともに参加して来ました。私はもちろん、初めての参加です。
分かっていたとはいえ大勢でびっくりしました。1つの空間に600人からの人たちが集まって食事を楽しむ様子は壮観でした。会費が5000円で食べ放題、飲み放題。飲み物、食べ物が用意してあるコーナーでは長い列ができました。大人だけでなく、子どもの姿もたくさんありましたね。私はといえば、テーブルに出される料理を楽しませてもらいました。今回は柿崎区と大島区の郷土料理が中心、田植えの時に出される煮しめや黄金汁など、かたっぱしから食べました。
これはいったい何だと箸を出して口に入れ、「うん、これはいける」と思ったのはトコロの焼酎漬けでした。小さく切ってあったので、最初は分かりませんでした。でも食べた瞬間、私の大好きな独特の苦味があって、なつかしい味がする。とても気に入ったので、引継ぎの挨拶では、トコロの話をさせてもらいました。魚の刺身も悪くはないけれど、私のような山間地出身の人間は、やはり「山の味」が最高です。
次回は11月14日午後6時半から、上越市高田のデュオ・セレッソで行われます。メインは吉川区と三和区の郷土料理です。吉川区については伝統的な「母さんの味」から始まって全国に自慢できる食べ物がいくつもあります。大いに楽しんでもらい、吉川の味が心に残るようにしたいものです。
21日、22日の五月晴れに撮った風景写真を5枚ほど「私の好きな風景」に掲載しました。朝早くに撮った風景、海をはさんだ尾神岳などを載せてあります。