久しぶりに新潟市へ行きました。柿崎発8時47分の特急に乗り、長岡から新幹線に乗り移って10時には新潟着。偶然、吉川区から新潟へ通勤している人と出会い、新潟までずっと話を続けました。中身は合併して吉川はどうなったか、いまの上越市をどう思うかなどです。おかげで、「もう着いたか」と思うほど早く新潟へ到着しました。これまで新潟への通勤なんて考えてみたこともなかったのですが、1時間ちょっとなら十分通勤圏です。
新潟は「にいがた自治体研究所」での会議でした。ここで長崎明理事長、福島冨副理事長など7人で限界集落対策に関するブックレットを発行するための編集委員会が行われました。新潟県政の重要課題の1つとの認識から、県内の様々な動きをコンパクトにまとめ、再生策を提起していくことがねらいです。編集委員会のメンバーには、農村現場において農協の営農指導の第一線で活躍していた人、農山村計画策定に携わってきた人などがいて、活発な話し合いが2時間以上にわたって行われました。たたき台では、私も執筆者の1人になることになっています。
会議の中では、どういう視点で、どんな内容にしていくかが中心でした。これまでの国や県などの各種調査や県内での様々な取り組みなどが紹介され、どんな本にしていくかのイメージもふくらませることができました。単なる政策提起の本にしないで、そこに住む人たちの生き方にもふれた明るい本にしたい。そんな声も相次ぎ、連休明けには吉川区で現地調査もおこなわれることが決まりました。この調査で本のイメージもさらにふくらむことでしょう。