時折雪が脅かすように降る。しかも寒い。まるで3月と2月が入れ替わってしまったのではないかと思うような天候でした。原之町の忍西寺で行われた旧吉川町助役・平野松治さんの葬儀は元役場職員、現在の市役所職員などが大勢参加し、お御堂は満杯状態でした。平野さんとは私は産業課長になられた当時からのお付き合いです。柔軟だが自分の考えをしっかりと持っている、そう感じてきました。退職してもずっと私の活動を励ましてくださいました。年末に脳梗塞で倒れられたことを喪主の挨拶で初めて知りました。お見舞いに行けなかったのが心残りです。
葬儀が終わってから、市政レポートの裏面の仕上げをしました。シリーズ「春よ来い」の76回目は伯母の壇払いの日のことをサルトコ(凍み渡り)に焦点をあてて書いてみました。バタバタと書いたので、明日いま一度点検した上でネットに載せます。その後は、「しんぶん赤旗」日曜版の配達でした。一部の集落では、今朝出来上がったばかりの上越民報号外も一緒に配りました。号外ビラは思った以上によく出来ていて、何人もの人にこのビラをバッと広げ、支持を訴えました。表面は玄関の中や部屋の壁に貼っておきたくなります。
きょうはうれしいことがありました。大学の後輩から会いたいとの連絡が入ったのです。この人は旧板倉町の出身で、私も一度会いたいと思って探したのですが、わかりませんでした。ところが彼は数日前、高田の春陽館書店で私の本を見つけ、読み、どうしても積もり積もった話をしたい、会いたいと電話をくれたのです。19日、彼と35年ぶりに再会します。背が高く、真面目な性格の彼の口からどんな話が聞けるのか、とても楽しみです。