党議員がいない建設企業常任委員会は交替で傍聴しようと決めてあり、きょうは私の当番でした。
新年度一般会計予算審議の中で道路新設改良費の議論を大きな関心を持って聞きました。昨年度よりも2億1700万円も減額された原因を問われた市側が1番目にあげたのが、13区の地域事業の平準化に伴う見直し。そして次ぎにあげたのは予算編成における枠配分の影響でした。質問によって、これまで工事をやってきてまだ終わっていない継続事業路線の中で、新年度は工事を休止する路線が8つもあることがわかりました。用地取得の関係でストップするのは理解できるにしても、18年度に工事をやったところで事業効果を見たいからお休みするというのは理解しがたいものでした。
きょうの委員会で一番「盛り上がった」のは、新幹線新駅周辺整備事業のところです。「どう考えても、このままうまくいく事業ではない。山陽新幹線の視察に行ってきたが、駅周辺開発がうまくいっていないところがたくさんある。決まった事業ではあるとはいうものの、見直すべきではないか」と口火を切ったのは名立区選出の塚田議員でした。これにたいして市側は、「長い議論を重ねてきた。骨格的なところは変えるべきでないと思っている」とつっぱねたものの、勉強会的なもの(どんな言葉で答弁したか、正確にはおぼえていない)をやってもいいというニュアンスの答弁をしたものですから委員会室は賑やかになりました。率直に言って、「こことここはおかしい。ここはこう変えた方がいい」と具体的な議論をしないと感情だけが先行してしまって議論は深まっていきません。私も似たようなことを何回かやっているので、気をつけなければと思いました。
夕方、テレビで天気予報を観てなるほどと思いました。3月の上旬だというのに、上越地方の最高気温は22度を越えていたからです。委員会室では上着を脱いでワイシャツ姿になる人が何人かいましたが、確かに暑かったですね。