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文教経済常任委員会3日目

 やっと終わりました。というより、終わってしまったというのが実感。文教経済常任員会審議のことです。教育委員会からはじまり、農林水産部、産業観光部と続いたのですが、今回は3日間とも午後5時を大幅に超えての会議となりました。それでも質問したいことの半分も質問できませんでした。私だけではないはずです。委員長が「簡潔に」を連発し、質問者や答弁者に協力を求めても、こういうことになったのは、議案の分量からいって3日間は短すぎだったということです。ひとつの常任委員会で3日間という基本があるなら、予備日を使えばもっと余裕を持って議論できたのにと反省しています。
 きょうは、今議会の焦点の1つとなっている小木直江津航路問題が議論の対象になりました。委員長が「次、直江津港振興事業…」と言った途端、さっと3人の手があがりました。私もその1人です。残念ながら一番手として想定した質問はできませんでしたが、隣の席にいる山崎一勇議員が気合の入ったいい質問を展開してくれました。航路安定運航事業補助金は新潟県が7500万円、佐渡市が6500万円、上越市が6000万円。佐渡汽船に対する出資状況ひとつとってみても、3者がほぼ均等というのは解せません。佐渡汽船はやるべきことをやっているのか、5割を超える出資をしている新潟県がこれでいいのか。きょうの審議で、今回の補助金に対する批判的な声は党派、会派を超えて広がっていることがわかりました。29日の本会議での採決では予想外の展開があるかもしれません。
 きょうの委員会で心残りは、親鸞聖人上陸800年にともなう取り組みについてちょっぴりしか質問できなかったことです。上陸800年を機に上越市をアピールしたい。観光振興を図りたい。これがいま前面に出ています。それは間違いではないにしても、そもそも、800年前に直江津の居多が浜に着いてから上越の地で親鸞聖人が残したものは何であったのか。そういうことにふれる話をしてみたかったのですが、「時間がないというのに、また演説がはじまった」と言われそうな気がしてやめてしまいました。別の機会にやりたいと思います。


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2007年03月09日 00:00に投稿されたページです。

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