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葬儀の準備と「囲む会」で

 いつもより早く、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達を済ませ、大島区の伯母のところに飛びました。すでに棺の中に入っていた伯母に、「ばあちゃん、ご苦労さんだったね」と声をかけました。唇に皺が寄っているのが目に入りました。年齢も92歳ということもありましょうが、数年にわたる闘病生活で顔などの皮膚が薄くなっているなと感じました。入退院を繰り返す伯母を長年支えてくれたのは従兄の連れ合いのアサ子さんです。看護疲れも見せず、この日も台所でお客の世話をするアサ子さんには本当に感謝です。
 通夜の前、棺の中に花などを入れ、ふたをする儀式がありました。ひ孫にあたる唯ちゃんか愛ちゃんの絵でしょう、伯母の体の上に置かれました。青い大きな川の上をだいだい色と黄色の金魚が2匹飛んでいる絵でした。私の父は最初の孫となる長女が生まれた時に「孫は自分の子どもの10倍かわいい」と言ったものです。ひ孫になれば100倍くらいかわいいのだと思います。旅立つ伯母にとっては最高のプレゼントとなったに違いありません。
 心配した旭農業環境改善センターでの「上野こうえつを囲む会」ですが、こうした騒ぎにもかかわらず、従兄たちが参加呼びかけ、会場づくりなどで一生懸命動いてくれ、とてもいい会になりました。日本共産党主催の会はこの地区では史上初めてにもかわわらず、20人からの皆さん(宣伝カー乗員、弁士などを入れない参加者数)が参加してくれました。市議会報告では旭地区の風景や運動会などの写真も使ったところ、喜んでもらえました。朗読ボランティア・小田順子さんは、『春よ来い』の中から「千葉の叔父さん」「姉と妹」を読んでくれました。いずれも話の舞台は大島区です。涙が出たという人が何人もいました。それにしても上野さんは元気です。県会議員の政務調査費、海外視察などの実態を告発し、政策を語り、福祉優先の県政をと呼びかける。演説内容も迫力が増してきました。


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2007年02月12日 00:00に投稿されたページです。

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