誕生日がバレンタインデー。全国にはこういう人がけっこういるはずです。じつはわが家にもひとりいました。父です。きょうで満80歳になりました。長女が誕生日のプレゼントとして大きな花束を用意してくれました。玄関に飾ってあります。こちらは誕生日のことをすっかり忘れていました。私は毎朝、父の容態を確認していますが、このところ、足どりもまずまずです。ずっと頑張り続け、休むことをほとんどしなかった人間ですので、ゆったりとした時間を味わい、少しでも長生きしてほしいと思います。
きょうのバレンタインデーを意識されたのではないでしょうが、2人の60代の女性からプレゼントが届きました。ひとりは新潟市のHさん、大阪屋のお菓子でした。Hさんからは昨日、若い女性の方たちと楽しい時間を過ごしたとメールもいただきました。私まで若い女性に囲まれたような気分に浸ることができました。いまひとりは川崎市のMさんです。友達の方に私の随想集『春よ来い』をプレゼントされたとのことで、その友人の方たちのお礼と感想をしたためた手紙の一部を素敵な和紙に貼って送ってくださいました。
こういうふうに書くと、きょうはゆっくりできたのかと思われるかもしれませんね。残念ながら、きょうもそうはいきませんでした。午前中は柿崎区で小集会、午後からは講演の準備でした。小集会では、私がスライドを使い市政報告をやり、上野こうえつさんの訴えが終わってから懇談をしました。共産党、赤旗という言葉のイメージが悪いので変えることができないか。共産党はいいことを言うが実現性にとぼしいのではないか。共産党というと北朝鮮やソ連のような国を連想してしまう。「しんぶん赤旗」の購読者が少なく、党の活動している姿がほとんど見えない地域だけに、こういう質問がポンポンと出てきました。
きょうの小集会は党の企画ではありません。定年を過ぎ、残りの人生を社会に役立つことをしてすごしたい。ついては、日本共産党の考えを聞いてみたい、そう思って自主的に企画して私たちに声をかけてくださったのでした。共産党の活動には大いに関心があるが、どういう党だか不安もある。そういう方たちが自ら集まって話を聴いてくださるのは「変化の兆し」です。おそらく、きょう、集まった人たちは勇気を出して参加してくださったのではないでしょうか。