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地域自治区発展めざす設計図

 どうなっているんでしょうか、この冬は。わが牛舎の周りの雪はどんどん減り、明日か明後日には消えてしまいます。同じ吉川区でも上川谷は107センチの積雪ですが、ここも昨年に比べれば極端に少ない積雪です。昨日のサイの神でも、「この分だと、夏は水不足か冷害だど」「こういう年はろくなことが起きない」など異常気象を心配する農家のみなさんの声が相次ぎました。
 さて、きょうから市議会の委員会活動が始まりました。私の所属する自治基本問題調査特別委員会の会合がトップです。きょうの会議では、10日に市長に提出された「上越市における都市内分権及び住民自治に関する調査研究報告書」の説明がありました。これは辻山幸宣地方自治総合研究所所長など5人の専門家が上越市の都市内分権のあり方について議論を深め、まとめたもの。大きく分けて、「住民自治の充実に向けた地域自治区の再設計」と「全市的な都市内分権の展開方策」の2つが書かれています。
 先週の金曜日にこの報告書を通読してみてまず思ったのは、「この報告書は単なる上越市の自治のあり方の文書ではない。全国の自治体関係者、研究者で議論されるにちがいない」ということでした。きょうの野澤企画・地域振興部長の説明を聞いて、その感を強くしました。準公選制と無報酬の地域協議会を評価し、総合事務所の役割や所長の権限等についても深められました。まだ、議論、検討をしていくべきことがいくつかありますが、今回の報告書は上越市の自治の仕組みを発展させる設計図として、しっかり学んでいきたいと思います。
 夕方、家に帰ったら、デイ・サービスから戻ってきた父がいました。そこでお風呂に入っていながら、家に帰っても入りたがる父。母が用意し風呂に入ることは入ったのですが、浴槽から上がることができず、スーツ姿のまま、父をひっぱりあげ、ベッドまで移動する手伝いをしました。長女が「じいちゃんがお風呂に入る時は2人の手助けがいるから注意してね」と言っていたことがよくわかりました。


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概要

2007年01月15日 00:00に投稿されたページです。

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