一般質問はきょうが最後、私の出番がやっときました。テーマは市道整備、広報対話、原発、学校給食の4つ。市議になってから質問テーマを4つもかかげたのは今回が初めてです。制限時間30分のところ、1回目の質問で19分を使ってしまいましたので、学校給食問題での詰めがちょっと弱かったのが心残りです。このところノー原稿で質問をしていますが、テーマが多い時には原稿を用意して、読んだ方が時間短縮できるかもしれませんね。要検討です。
答弁では、行政と住民の協働による道づくり事業の検討を約束したもらいました。また、市長が原発事故を想定した地域防災計画の見直しについて、踏み込んだ言及をしてくれたのはうれしいことでした。県の防災計画との整合性という点から、これまで原発のある地元自治体以外で原子力災害を想定した計画づくりがされることはありませんでした。しかし、原発は安全という神話が完全に崩れ、昨今のように、事故隠しやデータ改ざんが相次ぐようになっては自己防衛をしなくてはいけません。区の総合事務所だよりやHPについても改善の動きが期待できる答弁でした。これはしっかりと見守って行きたいと思います。
私以外では、石平、吉田議員などの論客が登壇しました。石平議員は総合事務所長の実質的な権限不足を指摘し、地域自治区の運営改善について言及しました。野澤企画・地域振興部長が、「予算と事務分掌のあり方で整理が必要」と答弁していましたので、今後の具体的な動きに注目です。ひとつの質問で必ず聴衆の心をキュッとつかむ言葉を挿入するのは吉田議員。今回もPDCAサイクルについてふれ、「僕は中郷の中学生にスキーをやらせています。子どもたちが一番好きなのはリレーだといいます。チームのためだと力が出る」とやっていました。チームプレーがいまいちの市役所職員の仕事ぶりをチクリと批判したのはさすがです。新井議員の発言も最近注目しています。生意気なことを書きますが、まだ若い議員ながら、勉強してどんどん腕を上げているのが見えます。きょうの農地の「貸しはがし」発言はマスコミも注目することでしょう。
午後の休み時間。後援会事務局の人がきょう届いたばかりの『春よ来い』を持ってきてくれました。やはり、自分の本を手にした時はうれしい。職場に妻を迎えに行ったら、「いい本になったねぇ」と言ってくれました。家に戻ってからは、カバー写真を提供してくれた平田一幸さんや後援会幹部の人のところへ本を届けに行きました。本のカバーに写真が使われたのは初めてという平田さんも喜び、この写真を撮った時のエピソードを語ってくださいました。そばにいたお連れ合いが涙を浮かべておられたのには感動しました。