4つの常任委員会審議の中で審議時間が一番短いのが建設企業常任委員会です。関係部局が都市整備部とガス水道局の2つで議案数も比較的少ないからです。その代わり、これはという議案に関しては集中審議となります。きょうの委員会もそうでした。港町にある特定公共賃貸住宅の家賃改定をめぐり約1時間にわたって質疑が続きました。
同住宅は鉄骨鉄筋コンクリート造14階建て。管理戸数35戸のうち、15戸が空き家になっていました。今回の家賃改定では定額制を導入し、日当たり、景観などを考慮した家賃設定をしました。その結果、最低4万7000円、最高7万5000円の家賃となりました。他の特定公共賃貸住宅との関係はどうなるか、民間賃貸住宅と比較してどうか、改定に科学的根拠があるのか、現在入居中のものまで下げるのはいかがなものか、など賑やかな質疑となりましたが、全会一致で可決しました。
特定公共賃貸住宅の家賃は他に14ありますが、所得に応じて家賃を決めているところもあれば、定額制をとっているところもあります。合併協議では合併後3年後に見直すことになっていますので2008年度(平成20年度)には改定することになります。
先月の建設企業常任委員会で除雪計画が示された際、降雪予報、積雪情報など雪に関する情報は市のHPだけでなく、ケーブルテレビでも公開すべきだとの発言がありました。「検討します」と市側は答えていましたが、きょう、この検討結果が報告されました。気象会社、JCV(上越ケーブルテレビジョン)と協議した結果、放映することにしたといいます。午後6時、7時、8時、10時が放映時間で、すでに4日から放映されているとのことでした。