日本共産党に入って35年経ちました。中央委員会の建物をすぐ近くの美和書店に行った時、見たことがありましたが、入ったのはきょうが初めてでした。新しい大きなビルでした。ちゃんと警備員がいて、受付があり、ロビイはホテルのようにゆったりできる広さがある。落着いた気分になれます。きょう入った部屋は、中央委員会幹部などがインタビューなどで使用する応接室と食堂だけでした。あちこちポスターなどが壁に貼られている空間だろうと予想していたものの、それらしきものは一枚もなし。とてもきれいで、どこかの大手の会社ビルという感じでしたね。
きょう中央委員会に行ったのは、『議会と自治体』編集部が主催したホームページ座談会に参加するためです。来年の一斉地方選挙、参院選挙に向けてホームページやブログを立ち上げていく党議員をどう増やしていくかが中心テーマでした。中央委員会宣伝部の西村さんの司会のもとで、札幌市議の小形かおりさんや京都府議の光永敦彦さんなどと経験を出し合い、どう取り組むかを語り合いました。党議員のHPのなかで最も幼稚なつくりをしている私がなぜ選ばれたのか、その理由はわかりませんでしたが、小形さんなどの先進的な取り組みを直接聞くことができましたし、『前衛』10月号でインターネットの積極的な活用を訴えた宣伝局の田村さんの話も聞くことができ、とても勉強になりました。
小形さんは市議一期目。選挙に立候補することになって最初に取り組んだことがHPの立ち上げ、それもホームページビルダーを使って自力で作成したといいます。同じく自力で作成した私のHPと比べても党議員の活動を全部見ることのできるメニューがあり、とても見やすい。彼女の「検索にひっかかるようにキーワードを入れる」「技術的に詳しい人から更新に当たって応援してもらう態勢をとる」話が印象に残りました。光永さんも頑張り屋さんです。携帯メールの活用、ブログでの普段着の議員の姿を見てもらうことの大切さを語りました。また名古屋市議団の平子直義事務局長の市議団HPのそもそも論、特集を組み党の見解を広げた経験は全国の党議員団に広めたい話でした。
中央委員会が市町村議員にインターネットの積極的な活用を本格的に訴え始めたのは最近のことです。今回の座談会が契機になって『議会と自治体』読者の中にHPやブログ立ち上げが広がるとうれしい。きょうの座談会の模様は、『議会と自治体』の1月号に掲載されるとのこと。「しんぶん赤旗」にも載ることでしょう。早く読んでみたいです。