吉川小学校の文化祭に出かけてきました。来賓として呼ばれていることもありますが、出かけてみたくなる楽しみがあります。そのひとつは、絵です。学年ごとにテーマが決まっていて、その学年らしいといったらいいか特徴がある。それから個性あふれた作品もある。例えば1年生。「きらら」という名前のうさぎを飼育しているのですが、うさぎと自分の姿を描きました。私たちと違って、まだ背の低い子どもたちにはうさぎはずいぶん大きく見えます。学校生活の中でうさぎと仲良しであることがわかる作品が多かったですね。そのなかでも私の目を引いたのは「いべ・きょうや」君の「きららちゃん、まてぇ」でした。タイトルからいうと、うさぎを追っかけているのかと思ったのですが、絵では逆にうさぎに追っかけられていました。じつに楽しい作品でした。
学校の文化祭では図画の展示だけでなく、音楽発表会もあります。これがなかなかの人気で、家族みんなで参加する人たちも少なくありません。小学校の体育館は満杯でしたね。1年生から6年生までみんな良かったと感じましたが、とても興味深くみたのは4年生の歌と合奏などによる創作劇『みんなの宝物を探しにでかけよう』でした。市内のすべての小学校が集まる合同音楽発表会で吉川区の魅力を紹介する内容となっています。これが子どもらしくてとてもいい。吉川区の宝物、最初に紹介されたのは「自然の豊かさ」でした。その理由は何かというと、学校周辺でクワガタがとれるからということでした。2番目は米でした。この米を使ってつくる酒がうまいといって、一升瓶を持ち出し、酒飲みをしている光景には大笑いでした。「ぼくたちはふるさと吉川にいろいろなものをみつけています。みなさんはどんなものをみつけていますか」と結びました。
午後からは「橋爪法一を囲む会」を3会場で行いました。日曜日なので忙しくて参加者が少ないのではと心配したのですが、どこもたくさん集まっていただきました。きょうは後援会の方から朗読ボランティアの小田順子さんにも参加してもらいましたが、小田さんの朗読がある時はちがいます。今回は「幸せめっけた」の中の「ばば殺し」や「春よ来い」の中の「ワラはたきの音が聞こえる」を朗読していただきました。囲む会では、運転免許証の更新問題、除雪対策、それときょう新聞に折り込んだ「限界集落」調査に関していろいろと意見が出ました。懇談してみるもんだと思ったのは、カーブミラーの設置位置についてでした。太陽光線でまるっきり反射してくる時間帯があるという話を初めて聞きました。信号機にも太陽の位置によっては赤だか青だか、まったく判断できないという声もありました。こういうのは人命にもかかわることですので、すぐに調査したいと思います。