きょうは主要地方道新井柿崎線の整備促進を求めて、県土木部長への要請に出かけてきました。私一人で行ったのではありません。この道の整備促進のために結成した上越市の議員連盟の一員として参加したのです。市役所の都市整備部長も同行してくれ、総勢9名でした。
今回の要請の具体的な中身は歩道、防雪柵の設置、交差点改良、橋梁架け替えなどでしたが、いずれも住民の安全に関わるものばかり。県土木部長とのやりとりのなかで改めて確認できたのは、無駄な大規模開発がすすめられている一方で身近な道路の整備が遅れているということでした。例えば、新井柿崎線の歩道の整備率は37.8%にすぎません。それから、橋の架け替え。県内のメタルの橋で60年以上経過しているものが44もあるものの、財政が厳しいから優先度を決めて順次整備していることが明らかにされました。清里区内のこの道にも幅員の狭い老朽化した橋が1本かかっていて、時たま、接触事故も起きているといいますが、きびしい話でした。
要請が終わってから出発まで10分ほどありました。この時間を利用してある課長を訪ねてきました。大学時代の同級生、Kさんです。最初、私が誰かわからなかったようで、名刺を出したら、「おおっ」と声を出し、穏やかな顔になりました。34年ぶりの再会でした。彼は何べんも「(会えて)よかった」と繰り返していましたが、こちらもうれしかったですね。もっとも政治の場では対立することもある部署にいます。彼は、「(日本共産党の)五十嵐県議さんから、時々、きびしい質問をしていただいているよ」とも言っていました。