« 上川谷の県道災害復旧工事は順調 | メイン | サルナシ、食べ頃に »

東京にて

 ここのところ、出かける時に一番心配なのは父の様子です。昨日もディサービスに行ったものの、38.5度の熱を出し、長女が迎えに行ってくれました。今朝も調子が悪く、一時はまったくといってよいほど歩けなくなりました。きょうは東京で本の出版について相談する日でしたので、長女と弟に頼んで、かかりつけの医院に連れて行ってもらいました。東京駅に着いてまもなく、長女からメールが来て、肺炎ではない、熱も下がっているとの情報が入った時はホッとしました。
 東京へは、ほくほく線の各駅停車で越後湯沢まで行き、そこから新幹線で行きました。電車の中では、書き溜めた原稿の整理に集中しました。こういうことができるから、電車は少々高くても利用したくなります。本の方は、まだ正式に決まっていませんが、年内には発刊の予定です。編集担当の方と相談したところ、「幸せめっけた」シリーズの原稿を8割方使い、残りは「春よ来い」をとり入れる方向で進むことにしました。ここ10日間くらい、この編集作業で大忙しとなりそうです。
 相談が終わってから、本屋のはしごを楽しみました。古本屋では竹西寛子と向田邦子の本を探しましたが、残念ながら見つけることができませんでした。本屋の最後は八重洲ブックスセンターで新書、文庫めぐりです。このなかで偶然、目にとまったのは、祥伝社新書の『村が消えたー平成大合併とは何だったのか』でした。著者の菅沼栄一郎さんは現在、上越市の地域自治のあり方についての研究会メンバーのひとりです。本の中では上越市のこともたくさん出てくることもあって、窓際にある机と椅子を利用してどんどん読み進みました。
 夕方からは2時間くらい、都内で働く友人とおしゃべりを楽しみました。ブログのこと、最近増えている通信システム、そして、「幸せめっけた」の原稿についても話をしました。「夫婦愛」「恋」の2編を読んでもらい、率直な感想を出してもらいましたが、私よりも年代の若い人でも関心を持ってもらえそうなことがわかり安心しました。友人からは、原稿を全部読んで、「お気に入り」を教えてもらう約束をしていただきました。どういうわけか、この人とは心の波長が合うので、甘えさせてもらっています。


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.hose1.jp/mt/mt-tb.cgi/1138

コメントを投稿

(TypeKey でサインインしたコメントは即時に、それ以外は承認後表示されます。)

概要

2006年10月10日 00:00に投稿されたページです。

前:上川谷の県道災害復旧工事は順調
次:サルナシ、食べ頃に

過去の投稿

小さな町の幸せ通信