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杉本団長登壇…一般質問2日目

 休み明けの議会。きょうも一般質問でした。初日は9人、きょうは8人登壇です。これだけ大勢になると後半の方になると疲れが出てきますね。質問者は遠慮なくやっていいのですが、まわりの「早く終わってほしい」というムードに押されてどうしても遠慮気味になります。
 きょうの登壇者の中にはわが議員団の杉本団長がいました。注目した指定管理者制度に関する質問では、これまでの取り組みの検証を促し、委託料の見直しや安全管理の徹底などを求めました。市長は、「更新時には競争原理を働かせ、経費縮減を図れるようにしていきたい」「再委託は単なる経費削減のためのものは認めていない。根幹的業務に付随するもので、市と協議のうえ、どうしてもせざるを得ないものにかぎってしているところもある」と答えていました。杉本議員ならではの質問はHPについてでした。「日経BP社のe都市ランキングで上越市は736市区中306位。この位置にとどまっている理由は、アクセシビリティが10点満点で3.2点、情報化政策が20点満点で7.6点しか取れなかったから。JIS規格に基づいて庁内基準をつくるなどの改善を」と訴えました。市長は、「とりだしやすく、より見やすく、高齢者などに配慮したものにしていく必要がある。検討課題が多くあるが、HPシステムの再構築に取り組んでいきたい」とのべていました。また市長は、こうした対策を進めるために、庁内横断的な統括部門の必要性を認めました。今回の質問は上越市のHP改善につながることでしょう。
 きょうの登壇者の中には前議長の市川議員もいました。今回の質問は6月に続いて2度目です。同議員は上越市の自民党の大幹部ですが、農業問題で気を吐く質問を展開しました。まず、最近の国の農業構造政策についてふれ、「国は企業農業に転じたが、果たしてこれでいいのか。小規模農業こそ、人間らしく生きられるのではないか」と疑問の声をあげました。質問内容も、多くは自らの農業体験に基づくものでした。市独自の農業センサス調査を求めた同議員、「調査の第一歩は農民の心を問うものが必要ではないですか。あなたは農業が好きですかきらいですか、というように」「農機具の調査にしても、習熟度や使用年数を問うべきだ」などと発言しました。稲の作付け適期に関しては、高田測候所へ行って過去30年間のデータを調べ、9月の中旬の方が下旬よりも平均で30ミリも雨が多いことを指摘しました。質問の模様を横から見ていたのですが、少し赤ら顔で、野武士を思わせるような雰囲気がただよっていましたね。農民魂も感じました。きょうの質問は政府農林水産省幹部や中央の自民党幹部に聞かせたかった。
 夜は党支部会議でした。今回は後援会員のYさんが特別参加し、きくちゆみさんが翻訳した『911ボーイングを捜せ』や9条の会について話し合いました。きくちゆみさんについては「しんぶん赤旗」日曜版に随想を書いたことがあるので、名前だけは知っていましたが、今回初めて彼女の活動について詳しく知ることができました。会議では、9条の会をもっと広げるためにがんばろうという確認をしました。


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2006年09月25日 00:00に投稿されたページです。

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