予想はしていたものの、桜子が死んだのはやはりつらかった。テレビドラマ『純情きらり』のことです。きょうが最終回。いつものように朝7時半から衛星テレビで観て、1週間分をまとめた放送でも観ました。このドラマを観ていてずっと思っていたのは、いのちの尊さです。脚本では戦争時のことが一番印象に残っていますが、きょうの最終回もこのことをしっかり訴えていました。
結核のため、わが子を産んでも一度も見ることも、抱くこともできなかった桜子。死の直前、病室に映写機が持ち込まれ、無邪気な子どもの姿が映し出されました。「桜子、まだ眠っちゃダメだよ」と言われた桜子が、うっすらと目をあけ、はってきて大写しになるわが子にむかって手を伸ばす。感動でした。そして最終場面では、桜子がわが子へ伝えようと遺した文章が桜子の声で読み上げられる。「あっけない人生だったと言う人がいるかもしれないけれど、お母さんは十分生きた、十分輝いた。意味のない人生なんてない、輝かない人生なんてない」。見事な最終回でした。
きょうは「しんぶん赤旗」日曜版の配達・集金でした。27日の一般質問をケーブルテレビを見ていてくれた人も何人かいて、「ありがとう、よかったよ。がんばってくんない」「初めて見させてもらったでも、たいしたもんだ」などと声をかけていただきました。「27日の午後に登壇する予定です」としか市政レポートでお知らせしてなかったものですから、午後から「いつ出てくるか」とずっと見続けた人もいました。次回からは、私の前に登壇する何人かの議員名も順番にお知らせするなどの工夫をしたいと思います。
きょうはもう1つ、うれしいことがありました。夏休み中の総合学習で私にインタビューしてきた小学6年生のK君から手紙が来たのです。「ぼくは、橋爪さんがみんなの役に立ちたいという気持ちが子どもの頃からあり、そしていまではその夢がかなったことについて、とてもうれしいです。橋爪さんは新聞配達もしていらっしゃるので、とても体が疲れていると思うので、ぼくができそうなことがあればドンドン言ってください。力になれることがあればやるので、言ってください」とありました。K君、ありがとう。勉強も遊びもがんばるんだよ。