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金雨

 ちょうど市役所に行こうかという時でした。久しぶりの雨が降りました。小粒の雨が降り、舗装道路も濡れました。田んぼの上には霧雨のような感じで降り注いでいます。稲にとってはシャワーを浴びているようなものです。うれしそうでした。出穂も終わり、猛暑が続く。稲も水を飲みたがっている。こういう時の雨を、わたしたちのところでは、「金雨」(かなあめ)と言います。ほんとうにいい雨でした。もう少し降り続いてくれればもっといい。
 さて、きょうは、お盆が終わって初めて市役所へ行きました。党議員団会議が始まるまで時間があったので生涯学習課に小島副課長を訪ね、調査を依頼していた件の結果について聞いてきました。それは吉川区長峰遺跡で出土した長さ3.9センチのミニ土偶について、完形品として全国最小かどうかという点です。調査の結果は、残念ながら「ノー」でした。新潟県内でも長岡周辺の遺跡でこれよりも短いのがあったそうです。この土偶は、はじめから首のない土偶ですが、かけてなくなったものではないので、これも完形品ということになります。しかし長峰遺跡のミニ土偶は、全国最小とはならなかったとはいえ、妊婦の形をした土偶の中では小ささ、形のよさ、可愛さという点では一級品です。さらに調査を進めたいということでした。
 きょうの会議は党議員団会議、月例議員懇談会などでした。15日に政和クラブが解散して4会派になったことで、議員控え室、本会議場の議席、常任委員会構成、委員会の役職などに影響が出てきています。18日の各派代表者会議で話し合われたものの、持ち帰り事項もあって、きょうの会議となりました。月例議員懇談会は常任委員会の視察の報告が中心でした。議員だけに報告するこの形式には、昨年、本会議でやるべきだと主張したのですが、改善には至っていません。暑かったためか、早く終わってほしいというムードが流れていた会議でした。


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2006年08月21日 00:00に投稿されたページです。

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