昨日から何か変わったと思いませんか。稲の緑の明るさ、空の色、雲の形……明らかに夏バージョンになった。そしてわが愛車、軽トラの運転もまた夏型に変わったのであります。車の窓を大胆に開ける、フロントガラスのところにはタオルをおく、こうしてベタベタした手を気にしながら運転をするようになりました。これから1ヵ月半くらいはこのスタイルでの運転が続きます。
きょうは午前中、川谷地区と大賀で市政レポートの配布をしました。挨拶の言葉は「暑くなったね」「蒸すね」です。上川谷のMさんが豆畑で杭打ちをしていたので、何のためにとたずねましたら、「うさぎが入らないように」とのことでした。最近、野ウサギが少しずつ増えてきているそうです。Sさんのお宅では、タチアオイが見事に咲いていました。これはまさに夏の花です。きょうはクガイソウなどの写真を何枚か撮りましたが、いずれもチョウが花の周りを飛んでいました。タチアオイのところではチョウだけでなく、ミツバチも。みんな花が好きなんですね。
午後からは市役所で議員団会議をやり、夕方は妻と一緒に「夜回り先生」こと水谷修さんの「さらば、哀しみの青春」と題した講演を聴きました。薬物、売春、リストカット、自殺などの実態を生々しく告発し、「教育は言葉ではない、知識でもない、行動だ」「子どもたちは花の種。大事に育てればきれいに咲く。子どもたちにもっとやさしい、美しい言葉をかけてやってほしい」と訴えました。時折、ジョークも入り、会場の聴衆にも参加してもらう講演は感動的でした。