一般質問の最終日でした。トップに登壇したのは市川前議長です。土地区画整理事業にたずさわった経験と不動産取引の知識を活かして大型ショッピングセンター・バローの出店対策について質問しました。行政と土地区画整理組合は本来、情報を共有して対応しなければならないのに、今回それができなかったのはなぜか。いまは契約社会だ。「大型店はダメ」という市の方針は組合と覚書という文書で交わすべきだった。30年、50年のまちづくりを考えた時、最高責任者の市長は指導監督権を行使して契約破棄できないか、少なくともバローと組合の双方を同じテーブルにつかせていったん白紙にできないかと迫りました。
今議会で大型店・バローの出店対策をとりあげたのは、わが議員団の杉本団長、大島議員に続いて3人目です。同じテーマで質問するのはむずかしいだろうなと思っていましたが、前議長の質問は内容といい、組み立てといい、そういう「心配」を吹き飛ばす重量感のあるものでした。注目したのは、市と土地区画整理組合との間には大型店はダメという約束があったことを市に認めさせたことです。たとえ口頭であっても、この事実は重大です。おそらく明日の各紙は書くことでしょう。市川議員はこの質問をするにあたって、独自の調査をやり、すでに質問が終わっている杉本議員とも意見交換をしてきました。この執念というか、姿勢には感心しました。
議会は明日が休会、明後日が最終日です。
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