車のドアを開けると素敵な匂いが漂っている。いつも汚れた軽トラに乗っている人間が言うのもおかしいですが、いいもんですね。じつは、昨日から、私の軽トラがそうなっているのです。芳香剤を買って車の中に入れたわけではありません。たまたまとったニセアカシアの花を車の中に入れておいただけのことです。花は1日だけで乾燥してしまったので、きょうは新しい花と入れ替えて車を運転しました。
ニセアカシアの匂いは以前、吉川町議だった五十嵐一也さんからもらった蜂蜜で覚えました。とても甘く、透き通った蜂蜜の色とともに忘れることのできない匂いでした。この匂いは結構つよく、道を歩いていても匂ってくることがあります。先日、柿崎区内の川沿いを歩いた時にも匂ってきて、今度は花をひと房もらって匂いをかいでみたいと思っていたのです。車の助手席の前においただけなのに、こんなにいい思いができるなんて……。
きょうは市政レポートを半日かけて作成した後、「しんぶん赤旗」日曜版の配達、集金でした。相変わらず忙しい1日だったのですが、ニセアカシアの匂いのおかげで、楽しい1日となりました。今度はちがう花でも試してみようと思います。ニセアカシアの花はすでに終わりに近づいています。匂いをかいでみたかったら、明日、明後日のうちでないと終わってしまいますよ。