先週の日曜日に続き、きょうも総合事務所主催の地区別懇談会が行われました。竹直地区、東田中地区、源地区の3ヶ所です。参加者は町内会の役員、地域づくり会議の役員などが中心で、総数はあまり多くないものの、前回同様、活発な懇談会となりました。
竹直地区では国家公務員のYさんがいきなり厳しい質問をしました。「開始時間午後1時は早すぎる。1時間半の懇談会なのに、説明が55分は長すぎる。市役所の通勤手当は高い」。こういった苦言や質問が8項目もありました。続いて発言したOさんも、「私は年をとって耳が遠くなった、もう少し音声を上げて、メリハリをつけてもらいたい」。ケーブルテレビ放送の音声放送に工夫をなど要望もいくつかありましたが、ここでは苦言が印象に残りました。でも懇談会運営についての苦言によって、次の会場から、説明が短くなるなどの改善がされました。
東田中地区は昨年の豪雨災害で大きな被害の出た地区のひとつです。災害復旧工事に関連した発言が相次ぎました。「堤防嵩上げなどによって、500年に1回の大水害にも対応できるようになったのではないか。でも細かい部分で残っている。なんとかしてほしい」「福平橋から上流を見ると福平側に低いところがある。国田でしっかりした工事をされると今度はこちらがあぶない」。私は工事前に一度、福平から国田までの右岸、左岸を歩いていますが、もう一度点検しなければと思いました。
源地区も昨年大きな災害の出た地区です。ここでは身近な要望がたくさん出ました。「道路わきの案内標識が倒れている」「克雪センター玄関口の外灯が点かない」「平沢橋の手前の排水溝がつまりやすい」「旧源小学校グランドの草刈りなんとかならないか」「県道が崩れて軽トラがやっと通れる幅になっているところがある。草が生い茂ると道路外に飛び出す人が出るので、対応を」「クリーン作戦のごみ袋、もっとほしい」……。懇談会があるからこそ、こうした要望を聞くことができます。
きょうの懇談会は3地区合計で50人ほどの参加者でした。久々に会った人が何人もいて、「どうしたの、こんなに太って」「忙しそうだね」などと声をかけてもらいました。東田中会場では、すぐそばのゲートボール場で7、8人の子どもたちが軟式テニスボールを使って楽しそうに遊ぶ声が聞こえました。参加者のひとりの方が「子どもの声が聞こえるっていいねぇ。こういう遊び場をもっとつくらないといけないね」と話していました。こういう光景が見れたのもきょうの収穫です。