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お通夜で

 きょうは朝からずっと葬式の準備でした。部屋を仕切っていた戸を外す、長年使っておられたベッドを片付ける、玄関前の植木鉢を移動させる、こういった作業は大勢でやったので、2時間足らずで終了しました。その後はパソコンを使って、焼香順を決めたり、初七日の席を考えたりしました。こういうことは、たびたびあるわけではないので、どういうのがベストなのか、迷います。
 夕方からは納棺そしてお通夜です。お通夜では参列者全員でお経を読み、その後はお坊さんの法話を聴きました。仏教ではわれわれは凡夫である。みんな世間体を気にして生きているが、世間体の奴隷になってはいけない。いまの世の中は資本主義だ。いい化粧をしたい、ゲーム機がほしいなどと購買欲を宣伝であおられる。そういうのに負けないで、つましく生きることが求められている。また、いまは民主主義の時代でもある。多数決の原理の尊重をいわれるが、多数決で決めたことが正しいとは限らない。そのいい例が先の大戦だった。法話をのべられたのは真宗大谷派のご住職、話の最後は平和の大切さを訴えられ、感銘しました。
 法話のあとはお酒を飲んで、いろいろなご馳走をいただきました。ここの従弟のところに嫁いできたNさんは長野県諏訪地方の出身です。酒の肴に、わかさぎの佃煮などめずらしい食べものも出てきました。お酒の銚子は4合入りとあって、これまためずらしい。話題になりました。親戚の人たち、地元の人たちとの会話では、市議会の動きなども話題になります。現在進められている河川の災害復旧工事の状況、今冬の雪対策のあり方、農業新政策など、たくさんの質問が寄せられました。おかげで、たくさん飲んだ割には眠気ゼロでした。


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概要

2006年04月23日 00:00に投稿されたページです。

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