総務常任委員会2日目。朝から夕方まで傍聴しました。この委員会は論客ぞろいで、質疑はとぎれることがほとんどありません。その影響もあってか、番外で発言する人は昨日もきょうもなし。午前は合併前にある自治体の助役をしていた議員の隣に座って傍聴しました。審議対象となっている議案について、時々、解説してくださるのでとても勉強になりました。
きょうの委員会では与党会派の委員の中にも事前に調査をやり、審議に臨んでいる人がいることを知り、注目しました。職員の旅費に関する条例の一部改正の質疑の中で、早津委員は、「宿泊料、食卓料は市の三役、6級以上の職務にある職員、その他の職員で差がついているが、いかがなものか」と疑問を投げかけました。同じ物を食べ、ちがう料金がつく。この矛盾を指摘するために、わざわざ総務省に電話をかけて「市町村の裁量で変えることができる」確認をとったということでした。
指定管理者制度については、995の公共施設のうち233で導入しています。今後の同制度の導入方向について、わが党の杉本委員がいいところをついていました。市は「今後の導入については、導入効果の大きいところから実施する予定」としていたので、「ほんとうは行政がかかえている大変な施設をおまかせできればいい。何をもって効果が大きいとしているのか」と問いました。市側は、「住民サービスの向上とコスト削減の2つ」と答えていました。これからは、住民サービスの向上につながるかどうか、しっかりチェックさせていただきましょう。
ISO9001の導入に関して、吉田委員が、「導入する時、一斉同時にやるのではなく、どこからやるか作戦・戦略をもってやるべきだ。まず市民サービスに直結した部署への導入としているが、これは違う。重要なポジションを持った人たちからやった方が良い」とのべていました。民間会社勤めを経て村長になった人だけに、この人が組織論、経営論を語ると委員会室は静かになります。たいしたもんです。
夕方、家に帰ると手打ちそばと押し寿司がありました。きょうは大島区竹平から吉川区に嫁いだ女衆の「竹平会」が山直海であったということでした。みんながそれぞれ手づくりの料理を持ち寄り、食べて、しゃべる会です。食べ切れないほど、どっさりと持って行くので、帰りには、残り物がいい土産になります。もっとも、押し寿司は母が家の分として作っておいたものです。そばも寿司もとてもうまかった。