きょうから一般質問です。今定例会では35人が通告を出していますので、4日間の日程の中でやるには、1日あたり9人ずつ登壇しないと終わりません。というわけで、きょうは朝10時過ぎに1番手が登壇し、最後の9番目の人の質問が終わったのが夜の7時15分でした。これだけの人たちが登壇するとなると、聞いているだけでも結構疲れます。でも、一番疲れたのは答弁する機会の一番多かった市長でしょう。ハンカチで汗を拭き吹き、答弁していました。
一般質問は通告をしてあれば何でも訊いて良い。身近なことから国政、国際問題までとりあげることができます。私個人では気の付かないことも次々と出てくるので、とても参考になります。例えば、永島議員が質問した今冬の雪対策。12月から2月までの間にどういう苦情がどれくらいあったかと質問しました。前年度の1.8倍の1841件の問い合わせや苦情があったそうです。一番多いのは除雪方法で車庫前に雪を置いていくななどの声が767件、早く除雪してくれなどで677件あったとのことでした。数字で注目したのは、この他に宮崎議員がとりあげた男女共同参画データもそう。女性町内会長は6人、女性PTA会長4人、この他、トップだけでなく副会長や役員に女性が進出しつつあることが分かりました。
昨年の9月議会で高田の観桜会について執念を持った実態調査をやって質問した田村武男議員、今回も100万人観桜会めざして具体的な要求、提案で市長に迫りました。高田公園内の樹木管理とトイレの充実です。昨年、トラブルもあって長蛇の列ができたトイレ。田村質問で身障トイレ、仮設トイレ(駐車場にもできます)の増設方針などが明らかにされました。今年はずいぶん改善されることでしょう。安心してお出かけいただきたいと思います。
執念を持った質問という点では、わが党の杉本議員も他議員に勝るとも劣らないものがあります。今回も大型店出店問題をとりあげました。前市長の時代から、この問題をすでに5回以上とりあげているそうですから、すごい。中小業者を泣かせるな、という思いから、今回は、国の都市計画法改正の動き、「福島県商業まちづくりの推進に関する条例」をからめながら、大型店の出店規制を求めました。市長は、独自条例制定による規制には消極的でしたが、国や県にたいして「今後も引き続き改善を求めていきたい」とのべていました。