早い、早い。この間、3月になったばかりだというのに、もう9日です。13日が一般質問の通告締切日となっていますが、ある職員さんに、「今回は何をきかれるんですか」と言われ、返答に詰まりました。党議員団会議である程度は整理したものの、じつはまだ定まっていないのです。災害対策、過疎化対策、老人医療、農業政策など質問したいことが頭の中でまだぐるぐる回っていて止まりません。止めるためには、一定の時間をとって、じっくり考える必要があります。この土日は真宗大谷派の人たちと尾神岳周辺で行動することにしていますから、明日あたりにこういう時間をとらないと……。
さて常任委員会は厚生常任委員会審議の3日目でした。予算審議は、どの委員会でも新事業に質疑が集まります。きょうは子育てジョイカード事業がその1つでした。同事業は、18歳未満の子どもが3人以上いる家庭にたいしてカードを発行して、協賛企業から割引などのサービスを受けるというものです。子育て家庭の経済的な負担を少しでも減らすとともに、企業振興も図る。これまでの行政オンリーの子育て支援とは違った、行政と民間の協働による取り組みとなりますので、ぜひ成功させてもらいたいと思いますが、実施に向けた市の具体的な方針がよく見えません。説明があった中身は、4月から協賛企業を募る、実施は夏ごろから、カード所持者にたいするサービスは、各企業が定める割引、ポイント増、景品など様々だという程度。これくらいでは、委員から次々と質疑の手があがるのは当然です。
夜は上越フィルム・コミッション(FC)設立式及びセミナーに出てきました。フィルム・コミッションというのは、映画やテレビドラマなどのロケーション撮影を誘致し、実際のロケをスムーズに進めるための非営利公的機関。上越のFCは当面、市川信夫さん原作の『ふみ子の海』の撮影に協力する活動が中心になるということでした。きょうの話では、冬のシーンのほとんどは吉川区大賀で撮り、海のついては柿崎海岸などがロケ地になるといいます。ふるさとの魅力や情報の発信によって、みんなが力を出し合うまちづくり、観光客の増などにつながっていけばいいな、と思いました。会場では、映画鑑賞の活動を続けている増村さんや西脇さん、それに吉川観光協会会長の長谷川彰さんと久しぶりに会いました。