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豪雪対策で市長あて要望書提出、夕方からは講演会

 忙しい1日になりました。午前9時半から、豪雪対策で市長に対して4回目の要望書を提出し、助役、関係部長などと交渉をしました。これは、先日の知事への要請と交渉の結果を踏まえて、弔慰金の支給、公営住宅の屋根の雪下ろしなど当面する課題を提起したほか、災害救助法の運用基準の見直しなどで提案をしたものです。応対した中川助役は、「日本共産党議員団の皆さんが4回も要望してくださったのは初めてのことだ。感謝する」と述べました。今回の要望書には問題提起も含まれており、今後、市側と意見交換、協議する場面もでてくるものと思います。
 午後からは市政レポート吉川版の作成にかかりました。今号は先月30日に開催された地域協議会特集です。コミュニティプラザ整備問題で急浮上した階段の改修のことや基本健康診査の自己負担金問題、ISOエコタウン吉川活動の終結についてふれました。残るは、「春よ来い」の第62回です。明日、時間をつくって書いてみようと思っていますが、書くテーマがいまひとつハッキリしないので、書けるかどうか心配です。
 夕方からは講演を2つ聴きました。1つは安塚区キューピットバレーでの矢野市議の講演です。テーマは雪国からのメッセージ。安塚町時代から取り組んできた「雪のふるさと安塚」のまちづくりの、これまでとこれからについての話でした。豪雪をどう克服するかから出発して、機械力を駆使した除排雪と新しい雪国のかたちづくり、興味深く聴きました。
 もう1つは、農民文学者・山下惣一さんの「農から見た日本」という話でした。こちらは頸城区の希望館での開催でした。私が山下さんの講演を聴くのは初めてです。新聞などで、批判精神にあふれた、切れ味十分の文章を読んできたので期待していましたが、氏の文章と講演内容の落差にビックリでした。率直に言って、「私は百姓、自分と家族の食いぶちを確保できれば、食料自給率がどうなろうが関係ない」などといった発言を氏から聞くことになろうとは思いもよりませんでした。その一方で、スイスなどヨーロッパ諸国が食糧自給を大切にしていることも紹介されていましたから、本音なのかジョークなのかわかりません。いずれにせよ、落胆して家に戻りました。


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2006年02月01日 00:00に投稿されたページです。

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