ゆきみらい2006in上越がリージョンプラザなどを会場に開かれています。きょうは克雪・利雪見本市を中心に見てきました。会場内をゆっくり見てまわりましたが、私の知らない情報がたくさんあって、とても参考になりました。例えば航空レーザ測量による積雪深の計測、無雪期と積雪期の比較により正確なデータをこの方法で入手できます。尾神岳の山頂付近はどれくらいあるか、など知りたくなりました。また、地震調査研究などのために約20キロ間隔で全国に設置されている国土地理院の電子基準点パネルも興味深いものでした。
克雪・利雪は最新情報だけでなく、昔からの取り組みがあり、それが文化となっているものもあります。代表的なものは高田の雁木でしょうね。雁木の歴史や写真パネルの会場で思いがけない人から声をかけていただきました。上越地域振興局の村山局長と高校時代の同級生・清水恵一さんです。清水さんは高田の町並み保存などで活躍している人ですが、きょうは彼のガイドでパネルの説明をしてもらいました。展示してあった写真には、野口化粧品店や内山金物店など同級生だった人の家などもあって、なつかしくなりました。清水さんの、わかりやすくて、親しみの持てる説明には感心しました。
きょうは外は荒れ模様でした。リージョンの普段の駐車場が会場となっている除雪機械の展示もしっかり見たいと思っていたのですが、寒くて、さっと見て帰りました。展示してあったかどうか確認しないでしまったのですが、小型除雪機があれば、各社の機械の比較をしてみたかった。でも寒さに負けました。家に戻ってから、失敗したなと思ったのは、絵画展、写真展を見ないできてしまったことです。いろいろなことを考えていたら、会場の2階へ行くのを忘れ、うっかり外に出てしまったのです。明後日、糸魚川へ行く途中に寄れればいいがな、と思っています。