昨日に引き続いて区内の文化財調査が行われました。天気は晴れ。冬のこの時期、青空がちょっと見えただけでもホッとしますが、きょうは青空が大きく広がり、実に気持ちの良い1日となりました。文化財調査審議会の植木委員長、中西文化財係長が総合事務所から見える米山と尾神岳がいいですね、と言われたので、総合事務所のなかでは一番よく見える3階の第2委員会室へ案内しました。植木委員長は「すばらしい」を連発して、写真を撮っておられました。中西係長の説明では、文化財保護法が改正されて景観も文化財として指定できるとのことでした。総合事務所からの景観、ぜひ指定してもらいたいものです。
さて、きょうの調査は、国田集落内にある善徳寺の仏足石、同じく国田の横田昌治さん所有の鈴木昌司自筆の漢詩扇面、そして石谷の阿弥陀如来坐像の3つでした。いずれもすばらしいものばかりで、いい思いをさせてもらいました。昨日も思ったことですが、一つひとつの文化財をじっくり見て、丁寧な説明を聞き、調査をする。このなかで、初めて知ることがたくさんありますし、発見もあります。場合によっては疑問が浮上することもある。善徳寺の仏足石の調査では、仏足石の北側にある木造建築があまりにも見事なので、参加者の注目を集めました。また、仏足石に彫られている魚は何を意味するのか、ということが話題になりました。これは調べる必要があると思いました。
調査が終わってから、市政レポートの作成にかかりました。昨日ときょうの調査の模様を伝え、吉川区の宝物について関心を持ってもらう、そこにねらいを定め、2時間弱でつくりあげました。その後、「しんぶん赤旗」のポストおろし、新聞配達と続けました。疲れました。
トップページの写真、いい天気だったので撮影して、入れ替えました。久々です、入れ替えは。ただ、やはり冬の風景ですね、雪があると、どうしても同じような写真になります。12月の写真ときょうのもの、ちょっと区別がつきません。