妻に誘われ、久しぶりに映画を観てきました。いま話題の三谷幸喜脚本・監督作品・「THE有頂天ホテル」です。大晦日の夜10時からの約2時間に繰り広げられる数々のドタバタ劇ですが、政治家、大物歌手など次々と登場する人たちの本音の部分がえぐりだされ、笑っているうちに、何故か人間として親しみを感じました。そしてラストは新年を迎えるカウントダウン、全員の気持ちがひとつになり、幸せに向かって進みます。気分転換にはぴたりの作品ですので、まだの人はどうぞ。
映画を観てから買物をしました。ここからは妻とは別行動です。私は本屋さんへ行き、宮崎駿さんの講演が載っている本を探しました。店内にあるパソコンなどを使って探せば簡単なのですが、ぐるぐる回ってあちこち寄り道をしながら探すところに楽しさがあります。「声に出して読みたい日本語」の子ども向けのもの、芥川龍之介の短編が大文字で読める本などに出会い、パラパラとめくって読みました。結局、探していた本は見つかりませんでしたが、いい気分で本屋を出ました。