食生活の乱れが人間を壊している、正しい食のあり方を学ぼう。きょうは食育(食に関する教育)についてのフォーラムが上越教育大学でありました。市内の取り組み事例の発表や講演などがあるというので、時間をつくって事例発表だけになりましたが参加してきました。
私がこの問題に関心を持っているのは、食と人間についての基本的なことを学びたいということとともに、食についての教育をしっかりすすめるならば、地域農業に目を向けざるを得ない、地域農業の担い手づくりの土台はここからスタートする、と思っているからです。
きょうの事例発表では、春日新田小学校、安塚小学校の取り組みや三和中学校のアンケート調査に注目しました。地産地消を5年前から取り組み、農業生産過程の全体を体験させようとしている。親子学習会、生産者との交流給食会などいろんな場をつかって食について教える。春の山菜の中では、子どもたちは「こごみ」が大好きだ。子どもは野菜の名前をほとんど知らない。市内でも先進的な取り組みが進んできていることを初めて知りました。
残念だったのは魚沼市の上村伯人医師の記念講演を聴く時間が取れなかったことです。吉川区から参加した人から、「すごくいい講演でした」と連絡がありました。近くに住んでいる方なので、早いうちに一度お話を聴きたいと思います。