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牧、清里の豪雪地を視察

 きょうは議員団で牧、清里両区の山間部を視察しました。2つの区は大島、安塚、板倉の各区と同じく、積雪が3メートルを超えた地域をかかえています。昨年の春先にも訪ね、残雪の多さにびっくりしたことがありましたが、本格的な降雪期に訪問したのは議員団としては初めてです。
 今回の視察で一番時間をかけたのは清里区の青柳集落です。ここは旧青柳分校前の積雪が今朝3メートル86センチを記録したところです。集落内では6、7人の人たちが屋根に上がって雪下ろしをしていました。そのうちのひとり、Aさんは、スノーダンプで除雪しながら、「もう1回降ったら、捨て場が無くてどうしようもなくなる。合併したなかでいい対応している地域もあるだろうから、そういうのを教えてもらいたい」と切々と訴えていました。写真は旧青柳分校から集落を撮ったもの、2人の人間は杉本、樋口議員です。
 視察の途中、党県委員会から電話があり、「合併したことによって災害対策の基礎になる基準データが平均化され、これまでの町村だったら、災害救助法、県条例の適用がされるはずなのに、そうなっていない。そのことを意識して調査してほしい」と要請されました。議員団でも今朝の新聞報道で、大雪となっている上越市が県条例の適用を受けていないことを重視していました。海も山も大地もある上越市で、山間豪雪地帯がこれまでより対策が後退するとなれば大きな問題です。
 議員団では午後から調査結果や市の災害対策本部のデータなどもみせてもらい、今後の対応について検討しました。その結果、明日は休日ですが、市の災害対策本部に要請行動をすることになりました。


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2006年01月06日 00:00に投稿されたページです。

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