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一般質問第3日目

 昨日、きょうと、うれしい便りが届きました。昨年亡くなった作家の松田解子さんの娘さん・Hさんからのメールです。Hさんは何かを検索していているうちに、この「ホーセの見てある記」に行き当たったらしい。松田さんの『乳を売る 朝の霧』を買ったことや御自宅を訪問した昔話を読んで、なつかしくなったとのことでした。明後日が松田さんの一周忌の墓参会なのだそうです。松田さんには34年前に一度お会いしただけなのですが、とてもお世話になりました。私のこれまでの人生で出会った人の中で、もう一度会いたい人のひとりでした。東京へ出かけた時にはお参りしてこようと思います。
 さて、きょうは一般質問の3日目です。1日あたり10人前後の質問を聞いていると、疲れます。でも、結構息抜きできる場面があっておもしろい。個性豊かな議員が質問本体の部分やアドリブで楽しませてくれるのです。きょうの質問の最後は内山議員、「私はきょうは取りですが、ようはゲッパ」「皆さんもお疲れ、市長もお疲れ、私もお疲れ。短く終わらせてほしいというお気持ちは分かりますが、私は決して短くはしません」そう言って持ち時間を1秒も残すことなく使いました。このウイットと根性には脱帽です。
 きょうは私の出番でした。建築確認偽造問題と福祉輸送特区のふたつをとりあげました。建築確認の問題では、18日付「しんぶん赤旗」日曜版の記事(日本ERIが割引券を出していたというスクープ記事)も紹介して質問しました。赤旗を使って質問したのは、これまでの27年の議員生活のなかで初めてでした。民間の検査機関が行った、これまでの建築確認の再チェックと制度改正、市の確認体制強化についてはまずまずの答弁を引き出すことができました。
 福祉輸送特区の質問はくやしいですが、いまひとつでした。特区の区域についての質問では、構造改革特区法に基づき解釈するならおかしいことは認めながら、逃げの答弁を繰り返す市長を追撃できませんでした。寝不足と勉強不足が原因です。それと、もう1つ、木浦市長は慎重な方なので、具体的な施策の提案などは、あらかじめ質問通告に書いておくか、口頭で伝えるかしておかないと、いい答えは返ってこない。今回、この点、よく分かりました。福祉輸送についての市独自施策の充実を図るなかで運営協議会を立ち上げていく、という提案は別の場でも実現を求めていきたいと思います。


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2005年12月16日 00:00に投稿されたページです。

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