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上川谷へ

 昨日から2日間、新幹線との並行在来線問題の学習会でした。とは言っても、私は急用ができて朝のうちに帰ったのですが……。今回の学習会では、北陸新幹線問題を歴史的にとらえることができましたし、上越での今後の課題も整理できたように思います。いまのまま進んでいった場合、県や市の財政負担が巨額になるので、国、JRにも応分の責任と負担をさせる運動が重要になってきます。運動面で活発な動きをしている富山県内の人たちなどからたくさんの資料をいただきました。これらの宝を眠らせることなく、活用していきたいものです。
 夜の交流会では、長崎明元新潟大学学長と久しぶりに再会しました。先生の傘寿を祝う会以来かもしれません。私の母よりも2つ年上ですが、お若いのには驚きました。今朝の朝食では、「歯はすべて自分の歯だけれども、最近、年のせいか、弱ってきてね」と話しておられました。先生は30数年前のことをふり返り、「ぼくらの時代では戦後民主主義が大きな影響を与えたが、あの頃の学生には70年前後の学生運動だったね」などとのべ、とても懐かしそうでした。
 きょうの午後は久しぶりに上川谷へ行ってきました。崩落した大量の土砂にうまった県道は20センチほどの雪に覆われていました。下の方では堰堤工事の人たち数人が仕事をしていましたが、寒い中、沢水の流れの音が大きく聞こえました。上川谷集落では全戸を訪問、このうち6軒で、「今年は雪が多そうな気がする、たのむでね」「風邪ひきなんなや」などと対話をしてきました。みんな元気そうでしたので、安心しました。上川谷では、行く度にいろいろな発見をします。きょうは夕陽が照らし出す雪の棚田がとても美しく見えました。それと鈴なりになっている砂ナシ、美味しそうでした。
 トップページの尾神岳の写真、入れ替えました。川のそばの柿の木、葉っぱが完全に落ち、3個ほどの実が目立ちました。


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概要

2005年12月05日 00:00に投稿されたページです。

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