3日連続の雪、わが家の周りも20センチを超えました。議会中も雪が舞うように降り続け、いやな雰囲気になってきました。この時期にしては久しぶりの大雪警報が出ています。一番困ったのは、市役所までの道の路面が悪いことです。今朝はまずまずでしたが、帰りはでこぼこ道が続き、時速20キロくらいで軽トラを走らせました。明日は、遠回りになっても国道に出て市役所に向かうことにしようかと思います。
さて、きょうから一般質問です。総勢36人の通告です。きょうはその内、9人が登壇しました。これだけ質問者が多くなると、質問内容もけっこう幅広くなります。私の気が付かないようなことを訊く人もいて、とてもためになります。一番に質問した早津議員の質問の中で、児童生徒が下校時、最初からまたは途中から一人になる者が市内全域で2352人にもなることが明らかにされました。下校時に一人になったところをねらう事件が相次いでいるだけに、この多さにはびっくりでした。同議員は議運委員長ですが、質問通告書に書かれていないことをいくつか質問していました。関連があれば柔軟に質問ができるのは、いいことです。
大きく変わる稲作経営安定対策について私は、文教経済委員会で基本的なことをとりあげて、助成の対象基準に満たない人も含めて守ることを約束してもらっていましたが、武藤、長井両議員がそれぞれの視点で掘り下げてくれました。武藤議員は、農業経営安定についての市の責務について触れている上越市食料・農業・農村基本条例第17条「 市は、農産物の価格の著しい変動等が認定農業者、新たに就農しようとする者等の農業経営に及ぼす影響を緩和するために必要な施策を講ずるものとする」に照らして市の独自施策の充実を求めました。長井議員は根っからの農業人で、彼の農業論、教育論は愛情あふれた素晴らしいものでした。
まちづくりについて日頃から実践している本城議員は、高田の宝である雁木を活かしたまちづくりで質問をしました。350年の歴史を持ち、総延長18キロメートルにも及ぶ雁木通りは通勤通学の道としてばかりでなく、商人町、職人町に欠かせないもので、かつては賑わいをつくりだしていました。雁木通りをどのように全国発信するか、雁木の保存、これを活かしたイベント支援を訴える質問、とても興味深く聞きました。そうそう、雁木通りといえば、近々、著名な写真家・濱谷浩の写真展が高田の雁木通り美術館で開催されることを知りました。とても楽しみです。