たぶん、昨日のことだと思いますが、吉川区上川谷で積雪が15センチにもなり、ブルが初出動したそうです。きょうは朝、自動車のガラスが凍りました。この冬、一番の寒さだったのでしょう。その代わり、夕方まで青い空が広がりました。市役所の議員控え室からは、中越の駒ヶ岳、八海山等も見えました。山が好きな杉本議員から、白くなった山を一つひとつ教えてもらいましたが、市役所から中越の山々まで見えるということを初めて知りました。感動です。
午後の建設企業常任委員協議会でのテーマのひとつは今冬の除雪計画でした。車道除雪は、原則として10センチ以上の積雪になった時に除雪車が出動することになっていますが、地形条件などにより柔軟に対応すると説明がありました。歩道の除雪は、これまで20センチ以上の降雪があった場合に出動でしたが、今冬からは、10~15センチ以上に達した時に出動すると変わりました。除雪計画は昨年より一歩前に出ました。委員協議会では、高齢者、障害者など要援護世帯の玄関前除雪、狭い道路における小型除雪機無償貸与などについて質問が集中しました。
委員協議会が終わってから、党議員団の3人で、新幹線駅予定地周辺の現地を視察してきました。最初に現地の新幹線建設対策課に行って、まず目に入ったのは航空写真です。これまで何枚もの関係図面を見てきましたが、この写真のように全体像がハッキリと分かるものはありませんでした。その後、駅舎の予定地、周辺道路を視察、そして最後はJAえちご上越和田支店の屋上から東口、駅舎、西口広場予定地をながめました。今回の現地視察でやっと建設計画のイメージがつかめました。やはり、現地に入り、いろいろな角度から見る、これが大事ですね。
夜は吉川区まちづくりトークでした。市役所の農林水産部長、健康福祉部長、企画・地域振興部長などが出席し、市の施策について説明し、討論するという企画です。6月の市長との対話集会よりライブ感があり、一味違いましたね。経営所得安定対策にどう対応するかやセダン特区の問題などは新鮮な情報、意見がいくつも出て参考になりました。
各部長は、「私は吉川の孫」「子ども時代に吉川の親戚に来てよく遊んだ。その時の土の匂いは今も忘れない」などと吉川区との縁を語りながら、吉川町時代の優れた施策にも言及し、聴衆をひきつけました。これにプラスして、幼児医療費助成など合併によって後退した施策の復活のことが出れば申し分なしだったのですが、欲張りすぎかな。意見発表も、それぞれ味があって良かったです。山間部で農業生産法人の一員として頑張っている曽根さんは、「高齢化が一番の悩み。後継者が育ちにくいので、これで終わってしまうのかと心配だ」と率直に語りました。今年の越後よしかわやったれ祭りの実行委員長をやった松原さんの言葉、「地域づくりで大事なのは、住民の地域にたいする愛情だ」、には拍手を送りたくなりました。