吉川区の第1回生涯学習フェスティバルが開かれました。きょうから6日まで芸能発表、文化展などが開かれますが、きょうは吉川体育館で芸能発表会が行われました。この発表会は吉川町時代から通算で25回目になります。寒いなか、13団体が舞踊、詩吟、剣詩舞、レクダンス、コーラス、よさこいなどを披露しました。観客は150人くらいで、ちょっと少なめでしたが、それぞれの団体が日頃の練習の成果を一生懸命発表する姿はとてもいいものでした。
きょうの参加団体のうち、舞踊やよさこいなどいくつかの団体はいろんなイベントに登場しているので、これまで何回も観てきました。どの団体もみんなに観てもらい、自分たちも楽しむ、その雰囲気がありました。河沢あすなろ会のように、地域ぐるみで応援してところもあります。そうしたなかで初めて実際の演技をみせていただいたものがあります。レクダンスのなかのマツケンサンバと剣詩舞です。マツケンサンバはテレビで何度も観ているのですが、予想以上に楽しい踊りでした。見ているだけで心が躍りだしてしまいます。
実行委員会のスタッフのほとんどは吉川文化協会のみなさんです。会場の準備から受付、司会、接待などテキパキとこなし、自分の番になれば舞台に上がる。当然、その逆もあります。こういうことに慣れておられるのでしょうか、ちょっと前まで舞台で踊っていた人が、いつの間にか司会席に座っていて、「ただいまは、昔のお姉さま方から、花よりも美しく踊っていただきました。ありがとうございました」とやる、切り換えも見事でした。
10月中旬の吉川小学校の文化祭にはじまり、先週の吉川中学校の音楽祭、そしてきょうの芸能発表会、全部参加させていただきましたが、いずれにも共通したものを見つけました。それは、人間としての輝きです。自分を磨き、豊に表現することで輝く。チームで演じる時にはチームならではの一体感を味わいながら、みんなで輝く、文化活動にはこれがあるから人が集まるのだと思います。観るだけでなく自分でもやってください、と誰かが言いましたが、総合事務所次長の山田さんと教育・文化グループ長の江村さんが詩吟と剣詩舞に登場していました。この姿勢には学ばなくてはなりません。