今回も父に「親牛、鳴いてたぞ。そろそろ危ないぞ(お産が近いぞ)」と言われ、牛舎へ何回も足を運びました。出産の予定日はとっくに過ぎています。いつ産んでも不思議ではありませんでした。夜の7時過ぎ、何となく賑やかになっているなと思ったら、お産が終わったばかりでした。ワラで少し体をこすってやりましたが、親子関係がうまくいかなくなれば困るので、あとは母牛にまかせました。母牛は仔牛の体の隅々までなめて、きれいにしてくれました。写真は、生まれて初めて歩こうとする仔牛の姿です。
ひとつ気になるのは、親子だけの部屋を用意してないので、うまく親子関係を築くことができるかどうかです。すぐ近くには、自分が産んだ仔牛をまったく近づけなかった暴れ牛がいます。生まれたばかりの仔牛に危害を加えないかも心配です。それでも、産後、まもなく歩き始め、母牛の周辺をふらふらしながら歩き始めました。いまのところ、暴れ牛も足をあげてはみるものの、本気で蹴飛ばすことはなさそうです。あとは、仔牛が母牛のおっぱいをうまく飲んでくれればいいのですが。
きょうは市政レポートを作成した後、日曜版の配達・集金に出ました。いい天気だったので、冬囲いをしていたり、家の周りを片付けている人が何人もいて、対話をすることができました。このうち、ある家では、相談があるというのでお茶をご馳走になりました。その時、出てきたのが、ナスの漬物、ミョウガの酢漬け、それに私の大好物、村屋柿です。ミョウガの酢漬けは初めて食べました。歯ざわりも良く、とても美味しくいただきました。