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注目される「さいがた病院」の動き

 ぐんと寒くなりました。午前に2時間ほど家で仕事をした後、総合事務所、市役所などへ出かけましたが、午後3時過ぎには、この冬初のみぞれを謙信大橋近くで体験しました。軽トラの正面ガラスがバチバチという音がして、白いものが見えたときは、また来たな、と感じました。友人の中には早々とスノータイヤに履き替えた人もいます。間違いなく、冬が近づいています。
 午後1時半から大潟区総合事務所に出かけました。「さいがた病院」が医療観察法に基づく入院医療機関としての指定を受けたい、そのために新病棟を建設したいということで、その件について、厚労省や病院側が区の地域協議会委員などを対象にして説明を行うと聞いたからです。医療観察法は、正式には「心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律」と呼ばれているもので、国会では賛否が分かれました。新しい制度に基づく医療等が、真に触法心神喪失者の治療と社会復帰に役立つのか、それとも基本的人権を侵害する「保安処分」の強化になってしまうのかなど、十分な審議ができずに可決されたという経過があります。
 厚労省や病院側の説明は正に立て板に水でした。自信たっぷり、スライドも使って、病院経営の建て直しについてまで言及していました。プレゼンテーション力満点の説明に圧倒された感じでしたが、説明会が終わってから、協議会委員などの感想を聞くと、「説明はすごかったけれど、信じていいのか、かえって不安になった」などの声も聞かれました。私も、この問題については全くの素人なので、よく勉強して慎重に対応したいと思っています。
 今週の囲む会は、研修旅行があったので、きょうから4日間連続です。開催時間はちょうど激しく、冷たい雨になりましたが、それでも参加して熱心に聴いてくださいました。ありがたいことです。「早朝除雪の時間が遅かったことがある」などといった話はこれまでの会場でも出ていましたが、今回初めて話になったのは農業教育でした。農業政策が大きく変わろうとしているなかで、構造政策だけでなく、こうしたところにも目を向けていく必要があることを再認識しました。
 「春よ来い」の第59回「記念写真」を掲載しました。ごらんください。


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2005年11月09日 00:00に投稿されたページです。

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