きょうは吉川区で最大のまつり、酒まつりの日でした。あいにく雨が断続的に降る空模様でしたが、よく人が集まりました。特に、小雨の中で決行された太鼓とよさこいソーランの時は、どこからこんなに人が来たのかと思うくらい大勢でした。どちらも吉川区のまつりに欠かせぬものとなりましたね。このまつりは今回で8回目です。お客もこのまつりを楽しみにしている常連客が少しずつ増えてきているという感じがします。地元野菜がたくさん出ている四季菜の郷、酒蔵・杜氏の郷の売店はごったがえしていました。
今回は14市町村が合併して最初の酒まつりでした。吉川町の時から交流のあった東京荒川区や東京吉川会もこれまでと同じように参加してくださいました。来賓として挨拶に立った東京荒川区の助役さんは、吉川区から持って行った稲の苗を学校の子どもたちが育て、みんなでおいしく食べた、カブトムシも子どもたちを喜ばせてくれている、と報告されました。また、東京吉川会の関沢会長は、「ふるさとのみなさん、こんにちは」と切り出し、「合併してこのまつりも無くなってしまうのかなと思っていたら、上越市からも応援していただき、継続されるということを知った」とうれしそうでした。
昨日、頸城区の希望館で開催された市民セミナー(市議会市民クラブの主催)で辻山幸宣元中央大学教授が、新市のこれからのまちづくりについて語りました。そのなかで、地域での個性を大事にしたモザイク状のまちづくりについて言及され、まつりもたくさんあってよい、という話が出ていましたが、その通りです。私はこれまで吉川のまつりしか出たことがありません。これからはよその区、旧上越市のまつりにも時間をつくって参加してみようと思います。